IT企業に就職したいならば知っておきたい言葉!マークアップ言語とは?
マークアップ言語
マークアップ言語を超簡単に説明すると、「WEBサイトに書いてある内容を視覚的に分かりやすくしてくれる言語」です。
WEBサイトで例えると、「本文と見出しの書き分け」とか「文字の色を変えたり、太字にしたり」など、WEBサイトにはみんなによんでもらえるように様々な工夫が凝らされており、それらは、マークアップ言語によって組み立てられているのだ!
プログラミングとは違う?
マークアップ言語は広義に解釈するとプログラミング言語なのですが、厳密にいうと違います。どちらもコンピューターに認識できる言語であるというのは同じですが…。
まず、プログラミング言語はコンピューターに対して「動作」を命令するいわば指示書であり、マークアップ言語は単に文章の構成を定義するものなので、用途が全く違います。
マークアップ言語の種類
現在、マークアップ言語には主流なもので3つあります。どの言語の名称にも”ML”が日あってます。Markup Language=マークアップ言語という意味です。
HTML (Hyper Text Markup Language)
HTMLは一番よく使われているマークアップ言語です。コンピューターにかかわる仕事をしている人ならほとんどが知っている言語であり、習得するのが簡単なため、プログラミングを学習する前のとっかかりとしておすすめです。
世界中のあらゆるWEBページはHTMLで作られています。HTMLは”タグ”で平凡な文字列に意味を持たせ、文章の要件を定義しています。
XML (Extensible Markup Language)
XMLも世界中で使われているマークアップ言語です。HTMLと同じタグ付けできますが、用途がHTMLとは違います。
マイクロソフトのエクセルでも読み込むことができ、データを扱う際にXMLは有効です。
HTMLと違い、XMLはデータ記述に用いることが多いです。文章中に含まれているデータを、分かりやすく管理することが得意です。
SGML (Standard Generalized Markup Language)
SGMLはマークアップ言語の基礎となっている言語です。今ではあまり使われることはありません。
マークアップ言語について多少は理解してもらえたのではないでしょうか?
ここで説明した以上に奥の深い言語ですし、ITの仕事がしたいけど、何のスキルもないという方はプログラミングへのとっかかりとしてHTML等を勉強してみてはいかがでしょうか。